【早稲田vs東海】悔しいけど嫌いじゃあないぜ

2017年12月16日土曜日

ラグビー 大学

くぅー!早稲田ここにきちゃったか!
大学選手権のトーナメント表がうまったときにそう思いました。東海大学が相手だと正直厳しいと言わざるをえません。

先に表明しておきますと、早稲田ファンというわけではありません。
山下監督になってからの早稲田のラグビーは見ていて楽しいというだけです。

ただ、浮気性なので
東海大学とか帝京大学のフィジカルを活かしたゴリゴリのパワープレーも好きです。
しかも、浮気性に加えてあまのじゃくでもあるので
ゴリゴリのチームが勝つのが定番になると、そうでないチームを応援したくなっちゃいますというただそれだけなのです。

そして今日、両者がぶつかりました。
結果は47-18で東海大学の勝利。

予想通りといえば予想通りです。
東海大学のパワフルなランナーに得点を許し、流れを持っていかれ敗北。
たくさん課題が出た試合だったと思います。そういう意味では来年につながる試合だったのかもしれません。

東海大学はさすがの一言。途中から出場したテビタ・タタフの調子が気になるけれど、十分すぎるくらい優勝の可能性がありますよね。次の天理大学戦も楽しみです。


時として勝ちにこだわる戦略は観客の立場からすれば、おもしろくないものに映るかもしれません。僕は正直好きじゃないです。

「試合中に勝ち越したら、あとの残り時間は
マイボールをキープし続けるために、全部ピックゴーでいく」

もし試合前からそんな戦略立ててるチームがいたら、その試合見ても全然おもしろくなさそうじゃないですか。実際試合してても面白くないと思いますけどね。


ただ、今回の早稲田の戦略は徹底していました。
確かに一見おもしろくないんですよ。攻めがワンパターンなので。
だけど、この試合は見てておもしろかった。

後半は点差がついてしまったので、戦略もなにもなくなってしまいましたが
その分前半の健闘がひかってました。

対抗戦で早稲田のラグビーを見ているから余計にだとは思いますが
戦略の徹底ぶりとそれを実行する選手たちのクレバーさがかっこいい。
体格で劣っていようと、外国人選手がいなかろうと、勝ちにこだわる姿勢はやっぱり男前ですね。

来年はさらに男前なラグビーをしてくれるだろうと期待しております。