【温冷交代浴】寒すぎて手が凍る⇒ノックオン

2018年1月25日木曜日

ラグビー 練習


平成で一番寒い朝がきてるみたいです。
ラグビーの季節とはいえ寒すぎるのは嫌ですよね。

練習が始まって、からだが温まった後は丁度良いんですが
練習前なんかは嫌になります。

ぼくはめっちゃ寒い日やそのうえ雨が降っていたりすると
それだけでやる気が半減していました。

真冬でも練習が始まったアップの時点で
ヤッケ(練習時に上に着るやつ)を脱ぐプロップたちが信じられなかったです。


大体それをイジると

「おれミートテック着てるから」

というナゾの防寒着がでてきて

「なんかカッコいい天然の防寒素材っぽくいうなや、ただの脂肪やろ」

とツッコむという
ナゾのやりとりが定番化する季節でもあります。


まあなんだかんだ言いつつも
プロップが羨ましくなる唯一の季節ですかね。


ウイングは
もう試合の時なんかは特に
どんどん身体が冷えて

手がもうカチカチになるんですよ。

しかもたまにしかボールが回ってこないから
回ってきたときには
手がかじかみすぎてノックオン。

勘弁してくれって感じになります。


ウエイトトレーニングで筋力つけて
からだが大きくなると
ある程度まで寒さはマシになります。

からだを動かし始めたら
すぐに温まるようになりますし。

でも、手足の冷えだけはどうにもならないんですよ。

これが不思議だったんですが
どうやらからだの反応的には正常みたいです。


運動すると血流が増えて体温が上がるのですが
手足などの末端の血流は他の部位ほどには増えないんです。

それどころか運動し始めてすぐの時点では減ってしまうんです。


そりゃノッコンもするわ。
仕方ない仕方ない、あははー。

とはならないですよね。

ウイングがノッコンしたときの
みんなの視線の冷たさは半端じゃないですからね。


これはマズい。根本から解決したい。
そのためのおすゝめの方法があります。

温冷交代浴です。



温冷交代浴とは

名前の通り
温かいお湯と冷たい水に
交互に入浴する方法です。

温かいお湯 → 血管が拡張して血行が良くなる
冷たい水  → 血管が収縮して血行が悪くなる

これを繰り返すことで
血流の改善や末梢血管の反応性を高める効果があります。

その結果
乳酸などの疲労物質や老廃物を排出しやすくするので
疲労回復、筋肉痛の緩和、怪我予防やパフォーマンス維持が期待できる。
という凄まじい入浴法なのです。


血管を鍛えて血流を良くするので
手足の冷えにも効果があります。


やり方

今回は手だけの方法を紹介します。

温度や回数などを書いていますが
自身の無理のない範囲に調節してくださいね。


温度
熱く感じるお湯(38℃以上)
冷ための水(20℃以下くらい)
を用意します。

家でやる場合は
湯舟のお湯と桶に水をいれてやると良いです。

時間
はじめは
1分お湯→1分水
のサイクルで行います。

回数
交互のサイクルをまずは3回行いましょう。


お湯から水に手を入れたときは
手がかじかんだ様なギュッとする感覚になり

水からお湯に手を入れたときは
手や指先がピリピリとして
じわじわ気持ちよくなっていきます。

手をつけている間に
指を開いたり閉じたりするのも良いです。


慣れてくれば
温冷の温度差を広げたり、
時間を長くしたりするのも良いです。

回数は5回くらいが丁度良いですかね。
少ないと効果があまりでてこないですし
多くすればするほど効果があるという訳ではありません。
Max10回くらいにおさえましょう。



もちろんシャワーなどを使って
全身で行うのも良いですよ。
めちゃくちゃスッキリします。

ただ、慣れないうちは
からだがビックリするので
ほどほどの温度差から始めるのをおすゝめします。