【S&C】強くなりそうな響きがある(ストレングス)

2018年8月16日木曜日

ラグビー 練習

ストレングス


なんか知っているだけで
強くなれそうな響きですよね。



そもそも

ストレングスという英語は
筋肉が外部抵抗に対抗して力を発揮する能力
のことです。


すごく簡単にいうと

筋力のことですね。



筋によって発揮される力は
筋力発揮の特異性というものがあるんです。


これはなにかというと

日常生活やスポーツをしていると
いろんな課題や条件がでてきますよね。

それらの状況に応じて
発揮される性質をもつ筋力
を意味します。


なので
S&Cで使われる
ストレングスという言葉は


ただ単に
一般的な条件で測定される最大筋力のことだけを
意味するのではないんです。


大事なことは

あらゆる状況に対応するものとしての筋力

が重要だということに
まず意識を向けることなんです。




ストレングストレーニング

みなさんが実際に気になるのは
トレーニングのメリットですよね。

ここでは具体的に
メリットの紹介をしたいと思います。


一般的筋力の向上

特定の筋力の発揮条件に限定せずに行われる
一般的な筋力向上のためのトレーニングは

様々な条件で発揮される
特異的な筋力の土台を作るための基礎的な内容になります。



パワーの向上

そもそも
パワーは『力×速度』で考えられます。

このパワーというのは
ストレングストレーニングにおける重要なトレーニング課題なんです。

低速で最大の力を発揮することよりも

一定の速度条件のもとで
いかに大きな力を発揮することができるか
が問題となることが多いからです。



RFD(rate of force development)の向上

RFDとは
ごく短時間の限られた時間内に
いかに素早く大きな筋力に到達できるか

という能力のことです。


時間が限られている学生などは
考えたほうがよい要素でしょうね。



骨や結合組織の強化

筋肉が発揮する力は
健と骨に伝わり、その結果として関節の運動が生じます。


各組織ベースで考えれば

筋力のトレーニングは
健、骨、靭帯、関節包、半月板などの
結合組織に対する刺激となるので

ストレングストレーニングによって
骨や結合組織が強化されることになるんです。



筋量の増加

当たり前かもしれませんが

筋力トレーニングすることで
筋繊維を太くすることができます。

筋肥大することによって
筋力は著しく増大します。


ラグビーは
体重が重要な要素なので
ここも外せません。




やはり

今日は以上ですね。


カラダやトレーニングの知識があると
練習のコスパが上がります。

ラグビーするのにも色んな目的があると思いますが
時間は有限です。


ご自身の限られた資源を
できるだけ価値のあるものに還元していきましょう。